バス会社の感染防止対策見学会を開催しました

2020年10月22日

2020年10月20日(火)、長野市の若里多目的広場で、長野県バス協会主催による「バス会社の感染防止対策見学会」を、北陸信越運輸局長野運輸支局、長野県、及び会員各社の協力により開催しました。

見学会の様子

会場全景
バス会社の感染防止対策見学会 会場には、貸切バス、高速バス、路線バスの3台が並べられ、県内の行政関係者、学校教育関係者、旅行業関係者、報道関係者などが、感染対策を見学しました。
開会ごあいさつ
バス会社の感染防止対策見学会 午前10時より開会し、長野県バス協会の中島会長より、ご来場の皆様にごあいさつと業界の現状についての説明が行われました。
ご協力の長野運輸支局長、長野県企画振興部長・観光部長にも臨席いただきました。

換気性能実験

3〜5分で車内の空気が入れ替わる様子を分かりやすくするため、車内に無害のスモークを発生させ、スモークが排出されていく様子を体験していただきました。
貸切バス、路線バス、高速バスの順番で実験を行いました。その様子を、静止画と動画でご覧ください。
高速バスの換気性能実験の様子
バス会社の感染防止対策見学会

参加者の皆様には、実際に車内で体験していただきました。
車内にスモークを充満させた上で、エアコンなどの空調装置を稼働させ、実演を行いました。

バス会社の感染防止対策見学会

高速バスの車内に、スモークを充満させているところです。

バス会社の感染防止対策見学会

空調を作動させて2分後。
車内のスモークはだいぶ薄くなり、排気が進んだことが分かります。

バス会社の感染防止対策見学会

空調を作動させて5分後。
車内ほぼクリアな状態になりました。

バス会社の感染防止対策見学会

後部の排気口から、スモークが噴き出てくるのが見えました。

高速バスの換気性能実験は、2020年製造のいすゞガーラ(千曲バス梶jを使用して実施しました。
路線バスの換気性能実験
バス会社の感染防止対策見学会

路線バスでは、窓開けとドア開けを併用しながら、換気実験を行いました。
通常の運行でもバス停ごとにドアを開けるという運用が一般的で、実験でも3分程度でスモークは消えました。

路線バスの換気性能実験は、2019年製造の日野ブルーリボン(アルピコ交通梶jを使用して実施しました。
貸切バスの換気実演動画(撮影:株式会社アリーナ)

貸切バスの換気性能実験は、2019年製造の三菱エアロエース(長電バス梶jを使用して実施しました。

メーカー・ディーラーなどの感染防止製品展示会

バス会社の感染防止対策見学会
バス会社の感染防止対策見学会
バス会社の感染防止対策見学会
バスのメーカー・ディーラーや関連商品メーカーでも、感染防止に関わる製品を展示しました。
実物のバス車両に既に採用されているものから、これから採用が計画されているものまで、さまざまな製品が展示されています。

ご来場ありがとうございました

バス会社の感染防止対策見学会 午前と午後の二部制で実演を行い、延べ180名の皆様に、体験していただきました。
バス車内の消毒や乗務員の健康管理、そして、お客様への感染防止対策へのご協力依頼をすることに加え、このようなバス車両の換気を常に行っております。
今後も、日常の通勤、通学、お買い物、通院などから、団体旅行、修学旅行、観光旅行など、安心してバスをご利用いただきますよう、お願いいたします。
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長野県バス協会